玉子そば / 川村屋

JR桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」に寄りました。駅構内の改札口横にあります。店内はカウンター席のみ。カウンター席に座ると新聞記事が貼られており川村屋の歴史を知る事ができます。川村屋は創業が明示33年(1900)と120年以上の歴史ある老舗の銘店。当初はそば屋ではなく西洋食堂だったそう。桜木町駅は元々初代横浜駅でした。関内の料亭「富貴楼」の経営者が伊藤博文を通じてレストランを開業。昭和44年(1969) 店舗を借り増してそば屋を始める。平成26年(2014) 駅ビル工事で再移転し現在に至る。店名の由来は戦争で資料が焼失した為不明だそう。

玉子そば

普通は“月見そば”と言いそうなもんだが。玉子と卵も悩ましいところである。とにかく、こちらでは“玉子そば”とある。箸は注文した品と共に割り箸が付いてくる。私は一味を振りかける。蕎麦はやや太め、立食いそばらしくコシは無いものの風味は十分。甘汁は甘みと出汁の旨味と共に香ばしさを感じられる中々懐の深い味わい。私の感覚では朝イチの舌と相性が良い。

川村屋の看板メニューといえば“とり肉そば”。鳥肉は脂のないムネ肉。山梨県産のブランド鶏を使用。こだわりのカツオ出汁と醤油を合わせ、鳥肉の煮汁と合わせた甘汁。甘めのハッキリしたつゆ。これはこれで旨いかな。黒っぽい蕎麦は特にコシなど無くフガフガ。それでも風味は十分。名物メニューほどでもないかな~というのが正直な感想。それと面白いのは「青汁」があることです。

とり肉そば

川村屋
神奈川県横浜市中区桜木町1-1 桜木町駅構内

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